四十肩・五十肩について
​四十肩・五十肩の主な症状
・肩が挙がらない
・手が後ろに回せない
・エプロンが後ろで結べない
・仰向けで寝れない
・服の袖に手を通すのがつらい
・高いところの物が取れない
・夜中の痛みで起きてしまう
・肩を下にして寝れない
・ズボンをあげづらい

最初は軽い痛みだけで、徐々に動きが悪くなり、日常生活にも支障をきたしてしまう。

特に肩の動きが固まったように動かない事や、夜中の痛みが特徴的である。

四十肩・五十肩の原因とは

四十肩・五十肩の原因、関節構成組織の年齢による変性や使い過ぎによる微小損傷の繰り返が関係していると考えられていますが、まだ完全には解明されていません。

関節構成組織の変性とは、髪の毛で言えば白髪であったり、皮膚で言えば、シミやしわのようなイメージです。関節構成組織は体表からは見えないですが、歳を重ねることで徐々に変性しています。

四十肩・五十肩の正式な病名を「肩関節周辺炎」と言います。

肩関節を構成する筋肉・腱・靭帯・関節包が関節をしっかり支え保護しているので、関節はスムーズに動き、繊細かつダイナミックな動きをしてくれて、我々の生活には無くてはならないカラダの機能となっています。

しかし、歳を重ねたり、普段から肩関節に無理が生じることを繰り返すことで、関節構成組織の変性や微小損傷が生じ、組織が固くなったり、萎縮したりしてしまうことで、関節構成組織に負担がかかり、炎症を起こす。これが痛みが出現して、可動域制限となる。これらの一連が四十肩・五十肩の原因だと考えられています。

不思議と四十肩・五十肩になる方もいれば、ならない方もいらっしゃいます・・・・・!?

【変性を加速させる要素】

・喫煙

・糖尿病

・食事の偏り

・過度なストレス

・運動不足

・過度に糖分を摂取する

【微小断裂に繋がる要素】

・猫背、ストレートネック

・肩関節に負担をかける仕事の方

・肩に無理なストレッチをする方

・肩甲骨、背骨の動きが悪い方

その他、クーラーが効いている環境で長時間過ごす方、冷え性の方は血行障害が生じ関節構成組織は硬くなります。

硬くなった関節は動きずらく、動かす際の負荷が正常に比べ大きくなり、関節構成組織への負担は気が付かないレベルで、徐々に蓄積していきます。

これらが原因となり炎症を起こし、四十肩・五十肩を発症するのです。

これらに生活習慣やストレスなどが複合的に重なり合って五十肩は起こるとも考えられています。

四十肩・五十肩の3つの時期

【3つ時期とは】

.炎症期

2.拘縮期

.回復期

【①炎症期】

時 期:発症~2週間

痛 み:痛みは強い(安静時痛や夜間痛が特徴的)

可動域:そこまで可動域制限はでない

治 療:注射療法・薬物療法が中心

対 策:①炎症の鎮静化

    ②痛みの緩和

    ③痛みのでる動作はしない

    ④痛みの出る、リハビリ・ストレッチはしない

    ⑤症状が重篤な場合、三角巾で肩を固定する

【②拘縮期】

期 間:発症~1カ月程度

痛 み:ずいぶん痛みが減ってくる

可動域:可動域制限が出現して動きが悪くなってくる

治 療:注射療法・薬物療法と合わせて、リハビリ開始

【③回復期】

期 間:発症後2・3か月以上

痛 み:相当無理に動かさなければ、痛みはほぼない

可動域:可動域制限が著しく、日常生活に支障がある

治 療:リハビリがメインで積極的に動かす

​リハビリで重要なこと

【定期的に可動域を計測する必要性】

必ず関節可動域の計測はして下さい。左右の肩関節の角度を専門スタッフに計ってもらいましょう。

可動域の計測とは、車のナビで言えば、現在地の入力です。どこかに行く際、現在の場所が分からなければ、目的地への方向や距離がでないようなものと同じです。

可動域を正確に計測して現状の把握をすることで、リハビリを開始してから終了できる期間の目安、来院に必要な頻度、リハビリメニューの方向性が出せる訳なのです。

そして、可動域が改善しているかについても、定期的に必ず確認してもらいながら、リハビリを進めましょう。定期的な可動域をチェックしていなければ、リハビリを開始してから可動域が改善しているのか、していなかのか分かりません。可動域が改善していないのに、同じ内容のリハビリメニューを続けていても、今後の期待値に到達する可能性は低いのかもしれません。

早期回復の為、定期的な可動域の確認は必ずしてもうらうようにしましょう。

【拘縮が重症化した場合】

もし、四十肩・五十肩がひどい状態となり、関節周辺組織が固くなってしまった場合"正しい方向へ"伸ばしていくことが必要です。むやみやたらに伸ばしたり、動かしたりすると、悪化する場合もあります。

【長期化を防ぐには】

一度、四十肩・五十肩になってしまうと、通院期間がどうしても長くなる場合があります。

もし、ひどい状態で長期通院が必要になった場合、相当の時間の損失が出ることが想定されます。

長期化しない為のポイントは痛みが出始めた時期にすぐにどこかの医療機関を受診して、処置してもらうことです。つまり、炎症期をできるだけ短くするかがとても重要です。

四十肩・五十肩に似ている病気

【四十肩・五十肩に似た内臓由来の痛み

四十肩・五十肩の時と同じような場所が痛む場合もあります。

こちらが内臓由来で起こる痛みの場所なので、一度ご確認して下さいす

当院の考え5つ

【①時期に応じた対応】

四十肩・五十肩には時期があり、お一人お一人の状態が違います。その肩関節の状態や時期に適した対応を行いますので、同じ内容を長期的に繰り返すことはせず、内容をどんどん変えていきます。

【②可動域のゴールが明確】

初期評価を徹底しておこない、状態の把握を行います。その結果をもとに、来院頻度、終了日の日程を立てていきます。また、施術結果が出ているかどうかを調べる為、定期的に可動域を計測します。

【③全身から局所へ

肩関節は骨盤、脊柱(背骨)、肩甲骨、肋骨、鎖骨など周辺の構造物からの影響を受けるので、肩関節のみの施術では不十分と考えております。その為、全身から局所へ一見関係ないような部位においても正常化させていきます。

【④ホームケア指導の徹底】

当院で四十肩・五十肩の対応ができるのはおおよそ、1時間/日程度です。それ以外の時間帯は、その方自身の管理下になる訳です。その為、ご自宅でのホームケア指導がとっても需要です。そのホームケアの取り組み次第で可動域や痛みの結果は大きく変わりす。

【⑤複合的にケアする】

当院の施術は骨盤矯正、ストレッチ、鍼灸、物理療法(3種類)の電気を複合的に組み合わせ施術します。その状態に応じた施術をしていきます。